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9月 08

マナスルヒーター MANASLU HEATER + OPTIMUS123R

来月復刻盤が出るマナスルヒーター。

お手持ちの色々なストーブで試してみようとお考えの方も多いと思います。


スター商事さんのカタログ(2013年冬)にはマナスル96,121,126, OPTIMUS00L,45Lが使用可能ストーブ例として掲載されており、五徳三本のストーブならほとんどどんな機種にも使用できますとありますが、私は中には危険を伴う場合もあると思いますので、ご参考にして頂ければと思い、記事を書くことにしました。

マナスルヒーターはストーブの炎をヒーターとして利用しますが、その形状を見ても分かる通り、使用中はヒーター自体がかなりの熱を持ちます。
既に灯油のストーブでお使いの方はお分かり頂けると思いますが、輻射熱によってタンクがかなり熱せられます。
ということは、タンク内の圧力が上昇する事になります。
このため、以前発売されていたマナスルヒーターには以下の注意書きがありした。

“タンク内圧力調圧弁がついてないキャンピングストーブについては内圧を高めないで(ポンピング回数を少なく)使用して下さい。本体の内圧増加により爆発の危険があります”

2013年の夏、花火大会での事故が記憶に新しいですが、これも保管中のタンクが熱せられ、燃料キャップを開けた時に中のガソリンが霧状に放出、そして引火し、事故になったようです。

さて、具体的に私が危険と思われるもので実験をしました。

これはOPTIMUS 123Rです。

タンク一体型でタンクと火口までが近いのがお分かり頂けるでしょうか。

例えばこのようなストーブでマナスルヒーターを使用するとどうなるか。(123Rにはタンク内の圧が高くなりすぎた時に自動的に圧を抜く機能がついています)

画像の状態はストーブの火力調整はほぼ全開に近い状態です。

ものの10分程で圧力を抜く弁が開き、そこに火口の炎が引火。

右の画像は丁度弁から放出されたガソリン混じりの気体に引火した所です。

こうなりますと、後は圧が下がるまで炎は消えずに燃え続けます。大抵の場合はこの炎がまたタンク内の圧力を上げ、炎が大きくなっていくという悪循環となります。

圧力を抜くシステムの無いものは、圧力は上がりっぱなしになりますから、最悪は圧力に耐えられずタンクが爆発というあまり考えたくない状態になる危険性があります。

 

今回試したのは9/8。
気温は詳しく計測しませんでしたが、恐らく30度近かったと思います。まあ、夏にヒーターを使う事も無いと思いますが、仮に気温が一桁だったとしても、少なくとも123Rの場合、結果はそう変わらないと思います。

その位、輻射熱は強いです。

マナスルヒーターは復刻されるということで、これまでこのような製品に馴染みの無かった方も手にする機会が多くなると思いましたので、便利な半面、使い方を間違うと、このような事もありますよ。という記事でした。ご参考頂ければ幸いです。

 

皆さま。安全で楽しいキャンプをお楽しみ下さいね(^^)

2013年10月復刻予定のマナスルヒーターはこちらからご注文頂けます