この週末でユニークのお客さまが一万人を超えました。
約10年で一万人。え、それだけ?と思われてしまうかもしれませんが(笑)、こんな小さな個人商店に毎日毎日ご注文を頂く事がどれだけ有難いことか。
初期の頃のお客さまとは、もう何年になりますよねぇ、お互い若かったですねー(笑)となります。
10年ひと昔と申しますが、それでもやはり10年というのは私たちにとって振り返るに十分な年月であり、10年間存続出来た事は小さな誇りとなりました。
そして一万人の初めまして。
一万人の方とご挨拶を交わしていたのかと思うと、なんだか恥ずかしいような嬉しいような不思議な気持ちになります。
それならばもう少し大きくなっても良さそうなものですが(笑)、変わらず妻と二人でやいのやいの云いながら毎日を過ごしています。
でも、それもまあ悪く無いのかなと最近思うようになりました。
テクニカルに売上だけを伸ばす事はそんなに難しい事ではありませんが、私たちのあるべき姿は多分そこには無いのだろうと思うのです。
私の器もどうやらそんなに大きく無いようですし(笑)、そんな私が売上に追われればきっと何か大切なものを失ってしまうでしょう。
それはきっと私たちのお客さまにとってもきっと大切な目には見えない、数字にも置き換えられない何か。
そう思います。
ご注文のメールにお返事を書く。(電子メールですけれども)
時にはお客さまからお返事を頂戴する。またお返事を書く。
商品をお送りする。お客さまから商品到着のメールを頂戴する。お返事を書く。
遅くの時間にご注文を頂くと、お仕事終わってやっと一息ついた頃なのかな、さぞお疲れだろうなとか、朝早ければ、ご出勤前かしら、それとも今日はお休みなのだろうかとか、あ、お久しぶりですとか、○○さん、毎度!とか、思いながらお返事を書いています。
画面の向こうには血の通った人間が居る。
無意識にでもそう感じていらっしゃる方が私たちのお客さまには本当に多くいらっしゃると思っています。 とても素敵な事です。
そんな人の繋がりが一万人。
北海道から沖縄まで。そしてほんの少し海外にも。
この日を迎える事が出来た事に、感謝申し上げます。
皆さま本当にありがとうございます。これからも良い意味で期待を裏切る事が出来ように、精進致します。