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国立公園、国定公園における動植物の持ち込みに対する規制

2004年7月7日、インターネットにて読売新聞のニュース記事
「国立・国定公園、動植物の持ち込み禁止…来春に法改正」
を読み実態を知るべく、過日、環境省国立公園課のナカジマさんに電話にてお話を伺った。


私は共に暮らす犬と共にキャンプ、カヌーなどのアクティビティを楽しむことによって、改めて自然の大切さを感じた。
彼らを通じて、今飲んでいる川の水は大丈夫なのだろうか、我々のように靴を履かずに走る彼らの足元を見て、何故河原にこんなにもゴミが散乱しているのかなどを考えるようになった。

それまでは漠然と自然は大切にしなければという程度にしか思っておらず、より自然に近い場所で過ごす時間が増えると共に、より現実的に考えるようになったのだ。

そんな時このニュース記事を目にした。

現在この件に関しては、外来種の生態系への影響などを検討している外来生物対策小委員会の会議の中で、「外来種の移動に関して何らかの規制が必要なのではないか」という意見から、今後具体的にどのようにすべきか、来春の法改正を目指して検討段階であるということだった。

ここで言う外来種とは”本来そこにいない生物”のことで、広義で言えば犬も当然含まれるということであった。
現在既に一部の国立公園では”犬を連れて入らないように促す看板”を設置しているところがある。
これは現在は法律で決められている訳ではないので、連れて行くか行かないかは飼い主の任意によるものなのだが、仮に法律化した場合、罰則の規程も当然ありうる。

ナカジマさんによると、現時点(2004年7月)では”規制が必要だと思うが、どうしたものかを検討中”ということなのであるが、仮に禁止という大枠決められてしまってからではそれを覆すことは困難であると思う。

「既に入らないようにお願いする看板もあることですし、いっそのこと禁止ということで」という流れになっても何ら不思議ではない。いやむしろ可能性としては高いようにも思えるがいかがだろうか。

国立公園には国、(つまり私たち)が所有する土地は勿論、個人が所有する土地、道路なども含まれており、この全ての区域において犬の持ち込みを禁止し、取締りを行なうということは恐らく現実的ではない。

私はどこにでも犬を連れてゆけるようにしてほしいと思っているわけではない。しかし規制の範囲が国立公園、国定公園というのはあまりに範囲が広すぎると思うわけである。

以下アドレスには国立公園の大まかな範囲がマーキングしてあります。

環境省内 国立公園:http://www.env.go.jp/nature/park/pamph/07/07.html

お話の中には、既に人が多く住んでいるようなところに規制をかけても意味が無いのではないかとも思うというニュアンスも感じられ、このような観点からは規制の範囲が国立公園区域全体というのは可能性としても低いのではないかと希望的観測を含めそう思うが、私たちがキャンプに行くところはあまり人の住んでいないところである。ということはそのような場所は規制の範囲に含まれる可能性が高いということか。

尚、環境省国立公園課では一般からも広く意見を聞いているので、興味のある方、意見のある方は是非自分の意見を伝えてはいかがだろうか。

環境省:MOEメール
http://www.env.go.jp/moe-mail.html

声を上げてゆかなければ、この国で彼らと過ごせる範囲はどんどん狭くなってしまう可能性があると思います。
犬を連れてキャンプを楽しむ人口がここ数年で増えたとはいえ、数から言えば恐らくほんの一部であろうし、一般的にこのような少数の声は届きにくい。

犬連れキャンパーの意見をどのような形かで環境省に届けられないかとも考えているが、皆さんはどうお考えでしょうか。

少しでも多くの犬と共にキャンプを楽しむ皆さんからこの件に関してお話を伺いたいと思っています。
ひとり一人にお返事は書けないかもしれませんが、是非ご友人などにもこの記事をご紹介いただければ幸いです。

この記事のURL: http://cascadeloop.org/main/2004/07/26/100414.html

お問合せはこちらから>>

(2004.07.26 CASCADE LOOP 石山優一)

>>追跡記事(2004.12.21)「その2」はこちらにあります

参考:
環境省:http://www.env.go.jp/index.html

中央環境審議会野生生物部会
第2回外来生物対策小委員会 議事次第・資料
http://www.env.go.jp/council/13wild/y133-02b.html

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