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スノーピーク リビングシェル(S)

僕の周りでも使っている人の多い”スノーピーク リビングシェル”。2005年にその小型版「リビングシェルS(以下シェルS)」が発表になった。

個人的にもリビングシェル(以下シェル)を所有しているので、その小型版にはやはり目が行く(笑)
Sは、長さで105cm、幅で95cm、高さで5cm 重さで2.7kg 小さく、軽くなっている。


設営はシェルを張ったことのある人なら何の問題もなし。
僕がシェルを気に入っている一つの理由として、慣れてくれば一人でも設営出来るということがあるのだが、ひとまわり小さくなったシェルSもご多望にもれずちゃっちゃか一人で設営出来る。
複数のほうが早い事は言うまでも無いが。

簡単に説明すると、まずAフレームと、Aフレームリッジポールで、写真のように立ち上げる。

このときAフレームリッジポールをAフレームにしっかりと差し込むこと。ご覧いただければ分かるように、この時の形状は風の影響を受けやすい。煽られるとフレームの破損などにも繋がりかねないので、注意が必要。

次にCフレームを組み上げ、フック等をセット。各部をペグダウンして完成。
ちなみに写真はペグダウン前。
慣れてしまえばここまで10分程度。風が無ければこの時点で内部に椅子だのテーブルだのを設営と同時進行でrichaが入れてゆく~というのがいつものパターン。
シェルの良さは設営の早さにもあるのだ。設営に手間取るものは雨の日なんかたまんないでしょ。

各部をペグダウンするときにはスカートの生地をペグに挟んで打ってしまわないように気をつけてくださいね。

内部の広さはこんな具合。テーブルを囲んで4名は余裕です。少し手狭になるけど6名でも大丈夫そう。
これだけあれば不満は感じないんじゃないかなあ。少なくとも僕たちのスタイルには十分という感じ。

サイドに1ヵ所ある出入り口はあればやっぱり便利。

商品にはジュラペグが22本セットされているが、僕は未だに全てのペグをペグダウンしたことがない(笑)
ついでに言えばジュラペグは新品の状態で何十本かある。これまで購入したテントなどに付属していたものだ。別に占い師の真似事をしてジャラジャラさせたいからでははい。

なぜか。

このクラスの大きさ(ちなみに大きなシェルね)を特に僕好みのフリーサイト、河原などで設営するような場合、まず風に煽られる可能性が高い。その点を考慮するとジュラペグでは何となく心もとない・・・という訳である。
そこで同社から発売されているソリッドステークというペグを別途購入し使用している。
長さはサイトにもよるが、大体の場合30cmのものを使用。
これをCフレームのエンド部分の4箇所、本体のファスナー部分の4箇所。
合計8箇所のペグダウンが基本形。

何故AフレームでなくCフレームなのかというと、CフレームはAフレームをまたぐ形で設営されているので、Cフレームを抑えておけばAフレームも多少は安心だろうという程度(笑)
これに風が出そうな場合は各部ををペグダウンして対応するようにしている。
そんなので大丈夫なのかと言われれば今のところ大丈夫としか言いようが無いのであるが、一般的な方よりはキャンプの経験が多少は多いように思うので、まあ大丈夫なんじゃないですかと。

ちなみに僕はフレーム部分のこのペグは内部にループを引っ張り込んで打つようにしている。
これはどうも裾が広がっているのが好きじゃないのと、雨の日に濡れずにペグを打てる、抜けるため。

このシェルSはシェルに比べてフレームがちょっとばかり細い。
太いフレームに慣れているので、河原を吹き抜ける風にはどうかなと心配したのだが、おあつらえむきにシェルが歪む程度の風が吹いた。何しろこれはsnowpeakさんからの借り物なので、フレーム折れたりしたらどないしよ・・・と少々不安に。頭にはおでこに#印を付けて不敵に微笑む山井社長がよぎるも、結果は張り綱を引いていないにも関わらず問題無し。えらいぞシェル!
これなら各部の張り綱をしっかりと引いておけばある程度の風には耐えられるだろうと判断した。
まあ、このある程度の風というのが、いかにもアバウトな訳だが、風速何メートルまで耐えられるかなんて、あっちこっちから風の当たるキャンプサイトでは通用しないと思うし、設営の仕方によっても大きく変わるものだと思う。誤解を恐れず言えば、そんなものは自分で経験して判断するべきものである。

考えるに地面に接しているスカート部分をマニュアル通りにペグダウンしておけば下から風が入る事は随分少なくなるので、シェル全体が持ち上げられるような風には効果があると思うが、何しろスカート全てをペグダウンする忍耐力は生憎持ち合わせていないのである。(笑)
良い子はちゃんとペグダウンしましょうね。

前途したようにシェルSの利点として1人でも設営可能という事が言える。これは大きいシェルも同じ。
いざと言うときに1人で設営出来るというのはやはり便利。誰か居ないと設営すら出来ないのでは何となく心もとない。

それから・・・
これはメーカーは絶対に推奨していない、でも実質ユーザーはきっとみんな使ってると言う訳で、あえて述べる。
内部での煮炊き。火の取り扱い。
このような大型のシェルターはまず間違いなく内部で火を使用する。これはメーカーが禁止しようが、ほぼ100%と言っていいのではないかと思う。
メーカーとしては内部で豪勢に火を使われてしまうと最悪、酸欠になったり幕体を燃やしてしまったり、下手したら命に関わるということで「やってはいけない」ということになっている。

でもまあ皆使う訳ですよ。実際は。少なくとも僕の知る限りでは中で火(ストーブ、ランタン)を使ったことのない人を知りません。
そして最悪の事態とまではいかなくても、一酸化中毒症の第一段階。頭が痛くなったり・・・というのは少なからず経験している人もいるのではないでしょうか。

そういう事態を想定しているからかは分かりませんが、シェルは内部の密閉性は高くないんです。サイド部分は一部ファスナーで後は止めるだけ。風が吹けば隙間風がが入ってくる。しかしこれがいい。
つまりは酸素が入ってくるということです。
作ろうと思えばオールファスナーにして、密閉度を上げる事は技術的に何の問題も無い訳ですから、きっとこれはあえてそうしているのだと想像します。
オートキャンプをするオーナーのレベルは様々。であればリスクを避ける。
これは裾野の広いオートキャンパーを考えればメーカーの良心というべきでしょう。

というわけで、シェルS。
よく出来ていると思います。うちも今のシェルに寿命がきたら、大きいのと小さいのと相当悩むと思います。
自分たちだけで使う事が多いならSだろうな。
ただ、シェル内にルーム、コットと考えるとスタンダードのほうが、雨天時には良いかも。
仲間がよくシェル内に来るよというなら、スタンダードサイズかな。でも大きさとしてはSのほうがいいよなあ。うーん、悩む。

カップルの皆さんにお勧めできます。カップル+犬さんにも。これならルーム使用でも大丈夫でしょう。

商品の貸し出しには、スノーピークの山井社長、片山氏、大谷氏にご協力頂いた。
この場をお借りして深く感謝を述べる。ありがとうございます!


>>そんなシェル(S)がお買い得なんですよ(^^)

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