オートバイ: HONDA XL125S
テント:snow peak ランドブリーズソロWD
シュラフ:Golite DOZE BAG
マット: THERM A REST WOMEN’S PROLITE3
バーナー: OPTIMUS CRUX
クッカー: snowpeak ソロセット”焚”& snowpeak トレック900
使って良かった便利モノ
ブーツカバー:モンベル HDBR.PX レインブーツカバー
持ってったけど使わなかったモノ
ソックス:モンベル GORE-TEX オールラウンドソックス
出発直前、天候は今ひとつという予報に少々ためらいを感じつつ出発。
当初の予定では朝6時! と思ってはいたが、気が付けば11:00近い(笑)
江戸川沿いを抜け、渋滞、熱風、排気ガス、その他身体に悪そうなものを吸い込みつつ・・・のR16-R17を群馬の端っこの湖目指してひたすら我慢の走行。
ああ、そういえばリヤのバックに使うザックカバー忘れてるよ。
ということで高崎のWILD1 に立ち寄り購入。他店の売上に貢献(笑)
この暑さの中、長袖ジャケットにザック、ウエストバックの姿に店員諸氏の”あ、怪しい奴”という視線を感じた。(そりゃそーだ)
WILD1 の皆さん、決して怪しいものではありませぬ~。
渋川を越える頃、ようやく街を出たなあという気持ちになる。そして気温もはっきりと下がったと分かるポイント。何故か懐かしい記憶。
あれれ?そうか、高校生の時に学校行事をすっぽかしてツーリングに行った時にうわ、寒っ! と感じた所だ。
かれこれ20年以上経っているのに、覚えているものだね。
同時に小排気量車には過酷な上り坂の始まり。回転上がれど速度上がらず。
途中妻から宿泊予定のキャンプ場は満員のため入れずの情報有り。ありゃま。
どっか無いのか探してちょーとお助けコール。ベースキャンプにおんぶに抱っこの情報待ち。
なんて楽チン♪
その頃我がベースキャンプでは、空いてそう(余り知られてなさそう)で、安くて(小遣い乏しい)、現在地から余り離れていない場所で・・・という我侭なリクエストに応えるべくricha隊員が探しまくってくれた。
そして程なく携帯に着信。
さいたま市が運営しているのかなというキャンプ場です。付近のキャンプ場は満員だというのにまだ空きもあり、しかも高規格で、お風呂もあって安い! 市外在住の僕でもオートではない、キャンプサイトが750円!(さいたま市内にお住まいなら500円(@@))お風呂(立派で綺麗!)は500円・・・よくこんなとこよく見つけたもんだ。ありがとう妻よ。
しかしお風呂にゆっくりつかって、しっかり眠って今時1,500円かからないというのは、本当に大助かりですよ。
野営という感じは流石にこれっぽっちも無いけど、ファミリーな方、ツーリングなどでは穴場ではないしょうか。
ひとつ残念なのはペット禁止ということかなー。
さっさと一風呂浴びてビール、サラスパ&ミートソースの簡単な食事を済ませる頃にはもう眠いったらありゃしない。それにしても大汗をかいたからか、ビール2本呑んでもトイレに行きたいと思わなかった。
夜はバラバラと結構雨が降った・・・ようなうっすらとした記憶。
朝、テントは濡れたまま撤収。本来ならばこのまま新潟県に入ってR352を経由で会津に行きたいところなのだが、どこかの馬鹿ったれのせいで、国道であるはずの352号線は二輪車通行止めだ。
と、思ったのだが、あれ? 通れたの?
で、通れないと思い込んだ私はR140経由で金精峠を抜け、光徳牧場を横目に山王峠を越えて川俣湖へ下り川俣檜枝岐林道を経て会津に抜けるプランだ。キャンプ予定地はいつもの所。
沼田I.C.近くの吉野家で朝定食 400円也。
そこから峠までXLにはかなり苦しい登りが続き、あと少しというところで一旦休憩・・・とドライブイン? に寄せたらスピードダウンと共にエンジンストップ。
キックでエンジンは掛かるもののアイドリングが効かない。これはエンジンが休みたいのサイン。
以前のツーリングでもそうだった。そうかそうか、疲れたか。休もう休もう。
ちょっと休憩してのんびりと走り始める。速度も40km/h位。当然ばんばん抜かれながらの走行。
いいのいいの。僕達はのんびり行きましょう。道端の花も見られるではないか。
のんびり走ってもちゃんと進んではいるので、峠越え。お待たせの下りです。
いやー、がんばったねえ、良かったねえとチラチラ見える湯の湖を眺めつつ。
70km位しか走ってないんだけど、この先スタンドを見つける事は困難ということで満タンにしておくことに。中禅寺湖すぐ手前でガスチャージ。
ニコニコしたおばさんにどうもどうもと気をよくしてみたものの、なんと185円/L ! (それまでは170円位)
まあ1Lで15円違ったとしても今回は3Lも入らない(笑)
おばちゃんの笑顔は45円分ということで納得。
少し戻って奥鬼怒林道へ。峠付近からは眼下に涸沼辺りの景色が美しい。そのうちあそこら辺を歩くのだ。
もたもたと走っているとOFF車が二台近づいてきた。道を譲り先に行ってもらう。
先導してくれる人がいると楽だなあ。と、大型レプリカ(って今言うの?)がコケてた。
最近この手のバイクがコケてるのを良く見る気がする。きっとすごいパワーがあるのだろうからちょっとアクセル煽るとズルーンとかなっちゃうのかね。
アクセル煽っても大して進まないコンビはリズム良く走り程なく川俣湖に到着。
さて、走ってみたいなロングダート。川俣檜枝岐林道です。
ちょいと走るといきなり”崩落のため通行止め”の看板が。でも道の脇に立っているだけなので、オウンリスクで進みます。行けども行けども崩落は無く・・・対向車まで現れる。
道は対向車が来ると、ちょっとびっくりな幅。場所によっては砂利がちょっと深い所あったり、XLでは2速はおろか1速まで落とす場面も。ああ、嫌だ。止まりたくない~。
深い砂利にハンドルを取られバランスを崩してオットット数回、無事峠に到着。
福島県側はもう楽々。道幅はあるし走りやすい。しかも下りだし。
道端には渓流釣りの人がチラホラ。今度は釣りもいいねえ。
今回はこんな感じでしたが、一雨降れば状況は一変なんてのは林道では当たり前なので、行かれる方はそのつもりで。
峠を下ればそこはもう奥会津。うわー、本当に着いたよ~。
付近に人里があるにも関わらず伊南川の水は今日も澄んでいる。
この美しさ。フロントガラス越しに見える景色とは、ちょっと違う感じがするシールド越しの風景。
これが伊南川だよーとタンクを叩く。
と、対向車線のバイク乗りからピースサインが飛んできた!
もう昭和の遺産になってしまったのかと思っていたよ。勿論こちらもお返事を。
嬉しかったなあ。おかげで旅の思い出が一つ増えました。
毎度ご利用のスーパーが閉店していることにちょっと驚いたりしつつ、キャンプ場に到着。
ハガキなど頂いたので・・・と管理人さんに声を掛けて、二言三言。
川の脇にテントを設営するや、さあさあ、お風呂お風呂と荷物を降ろして身軽になったXLに跨る。
露天は、まあいつでも来られるし、混んでるかなということで内風呂に。先客が一人だけ。
入れ違いで出て行かれたので贅沢に貸切だ。
季節によって窓から見える景色は随分と違うもので、今日はとっても緑が綺麗。
今度はいつかなあ。。。
受付の前でトマトを売っていた。1Kg 200円。僕は3つで100円。
お風呂に入ったら、疲れがどーっ。
テントに戻って、ビールをいい調子で飲み始めるや眠くなる。い、いかん。何か食べねばと、サラスパ、買ってきたトンカツで晩御飯。コックリコックリしながら何とか食べ終り就寝。
まだ薄暗い5時ちょっと前に目が覚めた。このちょっと寒いって感じが好き。
シュラフに半身を潜らせてウトウト。あ、いかん。起きねば。
雨は降ってないけどテントは朝露で濡れている。
ササッと準備をして濡れたまま撤収。もう皆さん起きてきている7:30なんだけど、少しでもと橋の向こうまでXLを押していき、僅かな下り坂を利用してキック一発、そのままキャンプ場入り口まで。
そこで暖気を済ませ、R401からR352。ちょいと左の脇道へ折れて旧中山峠へ。
今や旧道となってしまいここを通る人も少ないのだろう、4m位の幅の道路は苔の浮いている所、痛んだ舗装も目立つ。
新しい綺麗な道が出来て、古い道はその役目を終え人々から忘れられながらやがて朽ちてゆく。
峠からの景色は山深い会津。特に驚くに価しないが、しみじみと心に残る景色。
誰もが見た事がある、テレビでも取り上げられるような景色とは違う、人々の生活の中にひっそりとあるような美しさに心惹かれる。
R121に入って直ぐ、道の駅たじま。
警備員にオートバイはあっちということで向かうと、いやはや、ぴっかぴかの大型バイクがズラッと並ぶその場所に、明らかに溶け込めない僕とXL。
それにしても10代~20代という感じの若い人が本当に少ないのよ。大型の人達もひとたびヘルメットを脱げば白髪交じりが目立つし。
でも若い人にオートバイに乗りましょう! なーんてナントカ協会みたいなことは言わなーい。
乗らなくていい。オートバイも旅も強制してやるようなものなんかじゃないから。
山王峠を越えて・・・あれ?
今なんかなんとか駅って看板無かった??
こんなところ(人家なんて無いのよ)に駅?
ヒラリとUターンすると、確かに駅の看板。おお、これは面白そうだと脇道へ。
ほんの1Kmあるか無いかで男鹿高原駅・・・
まあ何とも不思議。勿論無人駅ですからホームまでは階段を下りればそのままスルーで入れます。
プラットホームには小さな待合室。プラスティックの椅子にノートが置いてあり、見ればどうやらここは秘境駅と呼ばれているうちの一つということが分かりました。
ほうほう、といくつか拾い読みさせてもらい、僕も記念に一言残させてもらいました。
会った事も無い人達がこの駅という接点で繋がっているような不思議な連帯感を感じてしまいます。
R121からR400へ。塩原温泉郷を抜けます。
ここまで来ると東北地方の大動脈である国道4号線、陸羽街道も近く人もぐーんと多くなり行きかう車、オートバイは殆ど街中と変りません。
川沿いではあるものの川は道路からちょっと下になるし、気分的には街に出てきちゃったなあという気持ち。
ここで日塩もみじラインで鬼怒川に抜けて今市経由、県道56号で八方ヶ原を越えて矢板に抜けるという手もあるのですが、今回はあまり遅くに帰りたくないので素直にこのままR400、R294と繋ぎます。
R294はもう数えられない位に走っているので、見慣れた景色。本当は国道を外れて脇道に入ったほうが遥かに土地の雰囲気を感じられるのですが、そんなことしてると帰りたくなくなります(笑)
そしてお馴染み烏山。
天気もいいし、時間も余裕があるのでいつもの川原で昨日のトマトを頬張りながらテントを乾かそうという算段。
那珂川では鮎釣り師が数名、行く夏を惜しんで竿を出しています。
鮎食べたいなあ。
ササッとテントを立て、川を眺めながら食べるトマトの旨い事。
ふと見ますと、傍でカヤックを組み立ててる人も。これから下るんだねえ。
「これからですか?」 と声を掛けると、二回目なんですと笑顔で帰ってきました。
「那珂川が?」「いえ、カヤックが(笑)」しかも一回目は静水らしい。
えーと、彼は明らかにソロな訳で、那珂川は僕の知る限りはそんなに危険では無いはずなんだけど、そこはやっぱり人が充分に死ぬだけの水はたっぷりと流れている訳で・・・
一瞬、止めるべきかと考えました。
でも彼なりに情報を収集して、それなりの覚悟でこの川原に立っているのではないかと、ふと思ったのです。
僕の今回の旅だって、一歩間違えば直ぐ隣に死の可能性は有るわけだし。
これが中学生なら迷わず止めたでしょう。しかし彼はどう考えても20代。充分に物事を判断出来る年齢です。
そこで、僕が知りうる限りの出来る限りの情報を教えて、止める事はしませんでした。
後は行くも止めるも彼の判断次第。
死んでしまう可能性も勿論ゼロではないけれど、いい大人が自分で判断しての結果ならば納得でしょう。勿論、那珂川を楽しんで素晴らしい経験と思い出を担いで帰る可能性も有るわけですし。
さて、テントも乾いたし僕も出発。じゃんじゃん帰りますよ!
R294をひたすら走り、下妻辺りでちょっと寄り道。御土産を購入。
取手でR6に入って無事帰宅!
文字で書くとあっというまだわ(笑)




